溶連菌性咽頭炎

昨夜から長男の具合が悪かったが、朝には熱も収まったので幼稚園に行かせる。幼稚園では普段通りに過ごし、帰ってきたらまた熱が出たようだ。夕方に小児科に向かわせる。すると午後5時の時点で130分待ちだそうで、一度帰宅してきた。
インフルエンザは下火になったものの、風邪がはやっているのだろう。小児科の先生は大変である。うちが行っている小児科は個人病院だが、いつでも患者にあふれている。診察時間は区切ってあるが、混んでいるときには午前中の診察が終わるのが午後2時とかざらにあるようだ。今日もこの調子だと終わりは19時を過ぎるだろう。
市の福祉政策のおかげでどんなに病院に通っても1ヶ月の負担は1000円だから、ちょっとしたことでも医者にかかってしまうのは事実。だからたぶんこんなことで連れてくるなよ、という例もあるかもしれない。でも、小児科の先生は「素人判断は危険」という。ただの風邪かと思っていたら別の病気だったということもあるからだ。親はなかなかその辺の判断が難しい。
さて、長男が診察してもらったところ、やはりただの風邪ではなく、溶連菌性咽頭炎ということだった。聞き慣れない名前だが、ばい菌による感染症で人にうつるらしい。完治には1週間から2週間。ただし治療開始から1日経てばほとんど感染の危険はなくなるそうだ。しかし、長男は幼稚園に行っているので感染源になってしまった可能性もある。もちろん、ぼくを含めて家族全員が感染している可能性もあるわけで、昨日のうちに病院に連れて行かなかったことを悔いるが、仕方ない。
こんなことだから、ちょっとしたことでも小児科にかかる必要はあるわけだ。
長男にとってはかわいそうな話だが、幼稚園は休まざるを得ない。20日は園ではホットケーキをみんなで作る予定だったそうで、それを悔しがっていた。もちろん楽しみにしていたスイミングスクールもお休み。安静にしていて欲しい。