ジム24日目

長男がスイミングに行かないという。スイミングはつまらない、だって泳げないもん。親から見るといつも楽しんでいるようだったので、いつものあまのじゃくかと思ったが、いざジムについても帰るの一点張りだ。仕方ないので、一度戻るふりをして道々なかば叱りつけながら、努力もしないですぐあきらめるのはよくないと説いたら、行くと言ったので戻った。
たぶんプールに入ってしまえばなんてことはないのだ。プールに入るまでの緊張感を感じているのだろう。知らない子供たちに、なじみのない環境。最初は訳がわからなかったのが三ヶ月ほど経ってなんとなくうすぼんやり世界が見えてくると、今度は自分の立ち位置がわからなくなってきたのだろう。それはわかる。あとは肝をすえてくれればいいのだけど。
プールに一緒に入ると聞かないので、今日は筋トレをすっとばして、最初からプールに直行した。大人用のレーンと子供用のレーンは違うのだが、視界の中に親がいることで安心するのだろう。にこにこしながら授業を受けていた。
ぼくは一時間もプールにいることがなかったので、終いには両足ともつってしまい、なんというか体力不足を実感した。