USBメモリが出てきた

先々週だったかUSBメモリを紛失してかなり青くなっていた。いつでも参照できるようにと、携帯電話のストラップ代わりにつけていた。ところが、留め具の部分が緩くなっていたらしくいつの間にかなくなっていたのだ。
中に入っていたのは、パスワード管理ソフトとデータのバックアップ。さすがにパスワード管理ソフトは起動パスワードがかけてあったが、バックアップは素のままだった。なくして困る訳じゃないが、他人にのぞかれては困る。自分の危機管理能力のなさに気づいて嘆いても後の祭り。
おおかた事務所内でなくしたとは思うが、その日は外出もしていたので、万一出先で落としていたらと数日は眠れなかった。まあその後は、なかったことにしようと記憶から消去につとめ、寝てはいたけど…。
それが午後に事務所の片づけをしていたらでてきた。やはり事務所で落としたらしく、床の奥に転がっていた。本当にほっとした。
これを機に気分を戒めて情報管理に努めようと思う。
まず第一にUSBメモリを携帯ストラップ代わりにしないということだ。大容量のmicroSDにバックアップして携帯の中に入れておくことも考えたが、よく考えれば、出先でデータが必要になることはあるけれど、頻度はそれほど高くない。必要なときだけ持ち出すようにしよう。
第二に、バックアップのUSBメモリには暗号化をほどこすことだ。暗号化と復号に時間がかかるのがめんどくさかったが、BunBackupというソフトは暗号化しながらバックアップしてくれて時間があまりかからない。ファイル名はさらすが、それだけならまだ大丈夫だ。復号化には専用のソフトが必要だが、それはミニノートにインストールしておこう。
普段のバックアップはNASにもとってあるから、USBメモリとあわせればデータを失う危険性は少ないだろう。
とにかく今回は大反省だ。自分のデータだけじゃなく、ほかに関わるプロジェクトのデータもあるのだから、流出したら被害が自分の恥さらしだけにとどまらないことを肝に銘じよう。