さんざんな空の日

21日は出雲空港で空の日イベントがあるので、予定はしていたが、朝から大変な雨。しかもここのところの天候変化について行けないのか、子供たちはどちらも風邪気味である。こんな日ならば、親としては当然パスだが、子供たちは行くと言って聞かない。
仕方ないのでそぼ降る雨の中、車を走らせ出雲空港に向かった。途中で長男は熱が出たのかぼうっとしていつもの元気さもなく、とうとう寝てしまった。
出雲空港に到着する頃にはひどい降りで、簸川平野は広いものだから雷が鉄塔に落ちるところもしっかり見えたりして、とてもイベントどころではないだろうと思いきや、駐車場は満杯である。長男を起こして、もう帰ろうか、と諭すが絶対行くの一点張り。仕方ないので、空港にとりあえず家族を降ろして、遠方の駐車場に車を止めた。撮影機材もいろいろ用意はしてきたけど、コンパクトカメラだけにする。
雨の中見学している人も多い。事前抽選で当選した人は管制塔の見学などもあるようだが、外れているので、普段見ることのできない、防災ヘリや警察ヘリの格納庫を見学した。
雨にもかかわらず結構な盛況で、オタクぽい人じゃなくて、家族連れの方が多かった。クルーの人たちも大変親切で、写真を撮ってくれたりしていた。
ところが長男がやっぱり不機嫌で、見たくないと言い出す始末。もう少しゆっくり見たいところだったが、早々に見学して引き上げると、今度は出たくなかったという。体調不良と言うこともあるのだろうが、この頃の子供の言動にはほとほと困ってしまう。
仕方がないので、お団子などを買って自動車内で食べさせて帰った。
子供がいるとこんなものかもしれないが、親父は雨にずぶ濡れになって帰ってからまた仕事。子供はなんだか元気になって、プラレールで遊んでいる。なんだかとほほな気分だった。