尿路結石になるとは


昨日朝起きて、しばらくすると猛烈な腹痛。最初は何か悪いものを食べたのかも、くらいに考えていたが、痛みが治まる様子がない。だいたい下痢の時の痛みは、強烈になったり引いたりを繰り返すものだが、ずっと左下腹が痛い。トイレに行ってしばらく座って見るも便意なし。どうやらいつもと様子が違うので、這々の体で自宅にあがって、しばらく横になるも回復せず、とうとう家人を頼んで救急外来につれていってもらった。
明け方の救急外来はすいていて、すんなり診察してもらうことになった。若い女医さんの診察を受けてどうやら結石かもしれないと言われ、急に恥ずかしくなったりするが、それをどうこうする余裕はないほど痛いので、ベッドに横になって座薬で痛みを止めることになった。これまた若い看護師さんに、尻を見せて、座薬を入れてもらう情けなさといったら…。
それでも座薬が30分ほどしたら効いてきて、ずいぶん楽になった。尿検査とレントゲンを撮って、ざっと見てもらったら、尿に血液反応があるし、レントゲンに影があるのでやっぱり尿路結石の疑いが濃厚だが、専門医の診療を受けた方がいいとのことで、そのまま朝を迎え、泌尿器科の診察を受けた。
泌尿器の先生は人の良さそうなおじさん先生だったので、少し安心。レントゲンの影はまず間違いなく石でしょう、との判断。ごく小さいので、そのまま尿から出してしまえとのことで、出たのはとりあえず痛み止めの座薬のみ。
幸いその後、痛み止めの効果が切れたあとも痛みを感じることもなく過ごせているが、あの息もできぬほどの痛みが、ごくごく小さな結石によるものだったとは。しかしそれにしても、尿路結石か。僕も年をとったということなのかと、昨日一日落ち込みながらすごしたのであった。