iPhone雑感

今更ながらiPhoneを購入したので、雑感を書いておこうと思う。
やはり携帯電話とは別物だ。各アプリケーションが一発で起動し、すぐに作業に入れるのはいい。twitterをするときに、bookmarkを開いて、もばついったーを選んで、通信を待って、カーソルを移動して云々といった作業がいかに手間でもっさりしていたかを実感する。仕事場や家に張り巡らしている無線LANのおかげでどこでもWi-Fi接続でき、外でも同じ感覚で作業ができるのはやっぱり感動だ。
日本語の入力もタッチパネルを活かした感じで、割としやすく感じた。別に設定をしなくても携帯のように打つこともできるし、予測変換もある。ただqwertyキータッチは小さすぎて間違い押しが多くなってしまった。長文を入力するのはうんざりするが、Webを見たり、twitterをしたり、ちょっとしたメールを書くなどはとても便利だ。
でも、やはりこれはPCに馴れた人の話であって、普通の人にはハードルは高いと思う。
丁寧に書かれた分厚いマニュアルなどないから、触りながら機能を実感していくしかないところもある。無線LANの設定などわからない人には絶対わからないだろう。不親切極まり無いことは確かだ。
携帯電話の世界はそれ一つである程度完結しているところがあるが、スマートフォンはそうではない。使える人には徹底的に便利だし、使えない人にはとてもややこしいだろう。
高齢者にはたぶんどうしたらよいかわからないことだらけ。携帯に慣れた若年層には初期の状態ではできないことが多すぎる。コンピュータを日常的に使ってGoogletwitterのようなWebサービスを利用している人が、サブのPCとして使う分にはとてもいいというのがスマートフォンなのだと思う。まだ万人が使えるような代物ではない。iPhoneなどのスマートフォンが圧倒的な地位を得るのはまだまだ先のことだろうと思った。
いろいろかまっているからだろうが、電池の減りは早い。一日フルでは使えないだろうと思う。無線LANの電波の拾いが悪いような気がする。自宅の無線LANは仕事場の電波を拾ってそれをまわしているので、1Mbpsくらいしか速度がない。それでもパソコンやPSPでは普通に通信できるが、iPhoneでは接続切れが多いように感じる。幸いうちの場合3Gの電波はどこでも届くのでそちらで通信した方が確実だったりする。
ものすごい数のアプリがあるわけだが、どれを入れていいのかまだわからない。とりあえず入れたのは、twitterfon、BB2C、はてなtouchGoogle Mobile App、そら案内、辞書登録Lite、産経新聞Big Canvas PhotoShareといった感じ。
カメラはダメダメなので、トイカメラのような使い方が合っている気がする。それ用のアプリもたくさんあるのでそこら辺を物色中。