顔面殴打

昨日、自動車のタイヤ交換をしようと、冬タイヤを抱えて倉庫から出したら、何に引っかかったのか足下がもつれてタイヤを抱えたまま前のめりに転倒したので、地面に跳ね返ったタイヤでしたたかに顔面を打ってしまった。思わずうずくまると、地面にぽたりぽたりと血のシミが広がる。鼻から出血していたのだ。タオルやティッシュやらで血をぬぐうがいっこうに収まる気配がなく、だらだらと血が流れ続けるのでちょっと焦った。仕方がないので、上を向くと口いっぱいに血の味が広がるが、下にたれることはなくなった。
そのまま安静にして30分ほど経過すると、ようやく鼻がずきずきと痛み始めて、鏡に映さずとも腫れ上がっているのがわかる。出血は止まったので、家人の車に乗せられて救急外来に行った。
今年になってから救急外来は二度目。こんなところの常連になっても仕方のないことだが、受付から、待合いに至るまで実にスムーズに進んだ。レントゲンを三枚撮られて、確認をしたところ、どうやら骨は折れてないとのことで一安心。救急外来もそれほど混んでなかったので、医師もどこか余裕を持って診てもらえたようだ。外科処置も、薬もなく家に帰された。
まったく年末にもなってまたけがをするとは。思えば去年から今年は体にまつわるいろんな出来事に見舞われた。胴巻きがでたこともあったし、尿路結石にもなった。厄年というのは本当にあるのだと実感した。昔の人はよく言ったもんだ。