走行距離35km

松江−来待−玉湯−松江のルート。本当は温泉に入ろうと思っていた。
着替えを背負って軽やかにスタート。途中国道9号線の交通事故に遭遇したりしつつ、順調にきまち湯治村についたが、なんと休館日。毎週火曜日がお休みらしい。一気に気分もなえてしまったが、今度は玉造温泉にでも行こうと気を取り直して走り出す。
国道9号は東進すると宍道湖岸を走らなくてはならず怖いので、裏道を通ることにしたが、裏道は山登りだ。最初は気楽に考えていたが、何度コーナーを曲がっても登りが続き、あえなく玉砕。坂の途中で自転車を降りる。その後は、押したり、乗ったりを繰り返し、へろへろになりながらなんとか山を越えた。前にも坂道であえなく撃沈したことがあるけど、そのとき以来の挫折感が押し寄せる。自転車が重いとか、ギア比がどうとかじゃなくて、単純に自分の体重が重く、筋力が弱いことを思い知らされながら、下り坂を50キロオーバーであっという間に玉造温泉に出た。
ところがここの公衆浴場ゆうゆも休館日だった。悄然として帰途につく帰りの坂のきついこと。いや、平地ですらインナーだけで回して帰ってきた。体力も気力も消耗して、家に帰った35キロ。本当に疲れた。