Aspire One 来る

AcerAspire Oneといういわゆるミニノートが届いた。去年あたりから話題になっている安価で小さいノートパソコンである。いろいろな機種が出そろってきた中で、この機種にしたのはやはり他の機種よりも安価なことと、大容量のハードディスクを備えていたからで、実にバランスが良さそうに思ったからだ。
7月11日に注文し、約1ヶ月半。発売日の今日に届いた。
箱を空けてみると想像はしていたが、やはり小さい。そして意外にも作りはしっかりしているように感じた。ヒンジはやや重いがこれがちょうどよい感じ。キーボードもベコベコたわむ感じもない。打鍵感はわりとしっかりだ。
梱包物はほとんど無く、いかにもチープなソフトケースがついてくるが、これはこんなもんだろう。ただやっぱり一番残念なのは、ごっつい電源ケーブルだ。ACアダプタから本体までのケーブルは細いのにもかかわらず、電源からACアダプタまでのケーブルはどこぞのデスクトップ用ですか、といったくらいにごつい。代替品は無いものだろうかと思いつつ、充電して、起動してみる。
おきまりのXPの初期設定をして、再起動をかけると、Acerリカバリプログラムらしきものがインストールされ、それで改めて使えるようになるわけだ。その状態で、電源ONから安定状態になるまで約1分30秒で起動が極端に遅いとかは感じない。
とりあえずFirefoxをインストールして、Webサイトを見てみたが、まあ普通に見ることができる。動画サイトなども普通に再生できる。まるきり普通のノートパソコンという感じだ。
家には10.4インチ、CrusoeNECのLavieGというノートパソコン(Windows2000)があるが、安定状態になるまで3分以上かかるほか、最近のフラッシュ張りまくりやAjaxバリバリのページはストレスがたまって仕方がない。それから比べたら天国のような快適さである。
このパソコンに動画のエンコなどは望むべくはないが、ごく普通にネットを見たり、文章を書いたりするなら必要十分じゃないか。
CD-ROMとか無いから1台目としておすすめはできないけれど、サブマシンで持ち歩くなら納得できると思う。なんといっても安いし。
上記のLavieGがクーポンとか込み込みで確か15万円くらいで買ったような覚えがある。今回のAspire Oneは\49,320。値段三分の一でこの性能か。パソコンなんてそんなものとはいえ、なんだかがっくりくるなあ。