メガネを買う


メガネを新調した。
古いメガネともようやくおさらばできる。もう4年くらい使ったろうか。テンプルは一回折れて、溶接してつけてもらった。超弾性フレームとのふれこみだったが、簡単にゆがんでしまって元にも戻らない。ノーズパッドも何回も無くした。プラスチックレンズは端の方からコーティングがはげているのが目で確認できる。もうそろそろ限界はきていた。
先日、子供がメガネを無理矢理取ったときにテンプルがぐにゃっと曲がったのを見て、潮時と思って購入した。
メガネ屋のチラシではレンズ付き9,800円とか値段がついていたりするが、たいてい当てにならない。僕のように度が進んでいる人間は、標準的なレンズでは分厚くなりすぎるからだ。そこで薄型非球面レンズなどを選ぶのだが、それで軽く1万円は値段が跳ね上がってしまう。結局何処で買ってもだいたい同じような金額になってしまい、まあそれでいいやと妥協してしまうようなところもある。
新しいフレームは少しでもしっかりしているものにしようと思ったが、オールセルフレームみたいなのは勇気がいる。そこでサイドにセルを使って、正面はハーフリムのメガネを選んだ。これならあまり違和感がなかろう。
メガネを買うと、何かすべてがリセットされるような気持ちになる。実際は見てくれだけなのだが、これで新しい自分になれるわけだ。ここのところ続いている不振を振り切りたいものだ。